予防接種について

お子様の定期予防接種から各種ウイルスの予防接種まで

予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体から作製したワクチンを接種することによって、病気になりにくくし、たとえ病気になったとしても軽症で済むようにします。
世の中に感染症はたくさんありますが、ワクチンが開発されているものと、開発されていないものがあります。ワクチンで防げる病気(Vaccine Preventable Diseases、略称VPD)には、結核、はしかや風疹、百日咳、破傷風、ジフテリア、インフルエンザ、肺炎球菌感染症、ヒブ感染症、B型肝炎、日本脳炎などがあります。

小児予防

小児予防接種について

■みずぼうそう(水痘)
予防接種をした場合、約70%の確立でみずぼうそうにかからずに済みます。
予防接種の後、かかってしまう場合でも、水疱の消退・痂皮化が早かったり、発熱がないなど軽症で済みます。
■おたふく風邪
予防接種の有効率が高く、接種後の罹患率は1.6%程度です。
■はしか(麻疹)
麻しんウイルスによっておこる、感染力がたいへん強く命にかかわる合併症を引き起こすことも多い、たいへん重いVPDです。
■風疹
発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
■二種混合
ジフテリアと破傷風という二つの病気に対するワクチンです。
■四種混合
ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオという四つの病気に対するワクチンです。

小児予防接種について

おとなの予防接種

各種予防接種一覧

毎年流行する「インフルエンザワクチン」を始め、「子宮頸がんワクチン」や「B型肺炎ワクチン」など幅広く対応しております。

■みずぼうそう(水痘)
■おたふく風邪
■はしか(麻疹)
■風疹
■B型肝炎
感染した患者の血液や体液と接触した際や輸血を受けた場合、また、医療行為・歯科治療、刺青などで医療器具の消毒が不十分な場合に発病する可能性があります。
■肺炎球菌ワクチン
ワクチンを接種しておくと、肺炎にかかっても軽い症状で済むことが期待されます。1回の接種で5年以上の免疫が持続するようです。
ご高齢者や腎不全・肝疾患・呼吸器の慢性疾患、糖尿病などの疾患をお持ちの方は、特に接種をお奨めします。
■子宮頸がん予防ワクチン
10歳以上の女性が予防接種対象です。十分な予防効果を得るためには3回接種が必要です。お気軽にご相談ください。
■インフルエンザワクチン
接種から抗体ができるまで約2週間かかります。お早めに接種されるようにお知 らせいたします。

おとなの予防接種について